開店後すぐに未來社より『未来』11月号届く。
パラパラと読む。今号はいつにも増して難しい
記事が多い気が。
以前ほったらかしておいた近代の人物伝の
一口ものの値つけの続き。状態が悪いので補修
しながら。全部つけ終わって、この間つけたものと
一緒に棚にいれる。棚を見ていたお客さんがすぐに
2冊買ってくださる。
その後、ある本を持ったお客さんが「これ父が書いた
本なんです」と本をお買い上げ。ある映画監督さんの
息子さん。お父様は早稲田大学出身の方で、以前
『古本共和国』で原稿を書いていただいた事もある。
偶然だなぁ。少しの間、雑談。
昼食で外へ出る。五十嵐書店へ。今回の『未来』で
登場していただいた。冊子を届けに。なんと町内会の
旅行とか。奥さんにあずけて家へ。昼食。
店へ戻ると「漫画屋」から封筒が。「書評のメルマガ」など
でおなじみ塩山芳明さんから『記録』11月号が届く。
前回はじめて送っていただいて読んだらとても面白かった
ので嬉しい。で、塩山さんの連載「奇書発掘」を開けて
みるとタイトルが「「ただの百姓」なら黙ってろ!! 野心
溢れる超イヤミな詩集だ。」なんだからステキすぎる!!
ちなみにこの本は渋谷定輔の『野良に叫ぶ』。
その他の記事も障害者プロレスとか、ホームレスの人の
聞き書きとかなんか面白い。
発行所は株式会社アストラ。
午後はずっと文庫つけ。ひたすらシール貼り。
また2箱ぐらいできる。5時すぎまで。
終わって古書組合の機関誌『古書月報』の原稿書き。
新宿支部のできごとを書かなければならない。この日記
から適当におろして埋める。5分ぐらいで完成。組合へ
メール。さぁ、あとは『未来』の原稿書きだけ。
少し早めに店を閉めて家へ。7時に近くの授産所へ。
早稲田の会議はだいたいここ。今日は東京古書組合
新宿支部早稲田班の班会。ようは早稲田古書店街
の集まり。8月に新しい体制に代わってはじめての班会。
なので寿司や酒がふるまわれる。
席につくと、いこい書房さんが「くさや」をふりまわして
「誰かもらってよ〜」と声をかけまくっている。すごい臭い。
みんなに怒られる。
たいした議論もなく、寿司をパクつく。青空の決算報告
など。あとはたんなる宴会に。
聞いていてビックリしたのが、新潟出身の岸さん、いこいさん、
あの地震の日に都内で新潟時代の同窓会をやっていた
のだという。二人とも別々で。
「そういえばあいつらあの後どうしたんだろ・・・」。
終了後、店へ。雑用。三楽のアキヒロが遊びにきた。
仕入れや、田村書店店員時代の面白い話を聞く。
明日は夕方までのんびりできそう。
変な生活が続いている。
夜、早い時間に眠ってしまい、2、3時間で起きてしまう。
で、寝られなくなる。朝までボーっとしている。そして疲れて
一日中眠いという悪循環だ。昨日は一晩かけて目録の
名簿整理をした。注文が来た人にチェックをいれていく。
基本的に誰が何号で注文しているかは全てわかるように
してある。その後、新宿展や古本祭で注文をくれたお客
さんを新規に入れる。青空はとくに目録を一般発売して
いるせいか、普段古書市でみかけないお客さんの名前
が多い。気づくともう朝だった。
店へ行く。まずは棚に新入荷品を。15冊ぐらい。千円以下
の本のコーナーも追加。こちらは30冊ぐらい。均一も入れる。
今日から文庫の値つけをはじめる。まずは青空古本祭の
残りを整理。いいものはよく拭いて(やっぱ土っぽいんですね
外で並べると)再登板。いまいちな本は3冊100円のワゴン
行き。夕方までに3箱分できる。これに新ネタを追加していく
ことになる。やっぱり10箱ぐらいは用意しておかなければ。
夕方、ビレッジプレスの五十嵐さんが来店。早稲田奉仕園
でパーティー(何のかは忘れた・・・)があるという。
「このバックの中、全部本なんですよ。営業も兼ねて」
見習わなければ。
閉店後、借りたDVDを返しに大久保まで。井筒監督の
『ゲロッパ!』寂しい映画だった・・・。全部裏目に出ているん
だもんなぁ。違う意味で文句言わせない、みたいな。
『シベリア超特急』ほど壊れてないから、違う楽しみ方もできず。
一階のブックオフに寄るも買うものなし。といいつつ文庫3冊
だけ買う。買ってんじゃん。
夕食後、店へ。『早稲田古本村通信』の11月の情報号を
製作。この号は自分で書くところが多いから時間かかるんです
ね。なんだかんだで午前様になってしまった。
今日は寝られるのかな。
昨日夜、早稲田駅のそばでH君に会った。青山
ブックセンターの店員さんである。以前飲み会で
知り合って、早稲田在住ということもありたまに
飲んだり、本を売ってもらったりしている。「再開して
よかったねぇ」と言うと「俺、洋販の方にまわされちゃって。
納める側なんすよ・・・」という。大変なのだ、みんな。
「早稲田古本村通信」でもおなじみ濱野奈美子さん
よりメール。先日の飲み会で岡崎さんが「ブックオフに
かかっている変な曲」という話になり盛り上がったのだが、
濱野さんも気になっており、しかも調べまでついていると
いうツワモノぶりだ。で、サイトを送ってもらった。視聴
できるのだが、聞いたことないよ、俺は!
そのサイトはこちら。来るか、ハレラマブーム。
今日は、『サンパン』原稿の仕上げ。一気に最後まで
書く。最初から読み直して完成。EDIへメールで入稿。
次は『未来』12月号の原稿にかからねば。12月号は
最終回ということで古書現世のお話なのだ。いつ取材
するか。やりづらいですよ、ホント。
6時すぎ、ほったらかしになっていた近代の人物伝の本
を値つけ。戦中本が中心だ。知らない名前も多いの
だが、調べると面白そうな人も。
古い、ブックカバーのようなものがはさまっていた。東京市
って書いてあるし。これは南陀楼さんにプレゼントしよう。
終了間際、25000円の揃いもの売れた。たまには
ないとね、こういうのが。7時を過ぎてもバタバタ仕事
をしているとお客さんが結構入ってくる。で、結構いい
単価の本を買ってくださる。今日は全体的に売り上げが
良かった。
明日からはじめようかな、文庫の値つけ。また、BIGBOX
がすぐそこなのです(11月9日〜15日)。
昨日26日の日記もUPしました。
朝9時半に古書会館へ。
今日は一人で残りの目録注文送付品の伝票書き。
珍しく黙々とまじめに書き続ける。
地震が来る。新潟はまた震度6とか。新潟出身の
古本屋同士で実家の被害状況談義。いっぱいいる
のです。
午後5時、閉会。本の縛りに入る。昨日の疲れが
残って体がだるい。それでもせっせと縛る。
自家用車で搬出の人から順に本の運び出し。
7時すぎ終了。解散になる。
昨日の御礼を兼ねて書肆アクセスへ。さっき畠中さん
会場へ来てくれたという。すんませんねぇ。嬉しい。
今日もこれから飲み会という畠中さん。また飲みましょうね。
『青春の瞬間 早稲田’50s-'80s』(まぼろしチャンネル)
を購入。早稲田の古い写真がたくさん。南陀楼さんも
執筆している。夜、ふとんで読もーっと。
今日は新宿展の当番休み。雨だよ・・・。
店へ行く。目録用に取っておいたが使わなかった
本30冊を棚にさす。
『サンパン』(EDI)の原稿を書く。なかなか書き
終わらない。8割ぐらい終わってるのだが。
2時すぎ、昼食に自宅へ戻る。今日はでかけるので
これでお店はあがり。少し昼寝をする。
4時近く、携帯の音に目をさます。アドレスに無い番号。
出ると「向井さん? 花田です」 花田紀凱さんだった。
直接話すのはひさびさ。数分話を聞く。
「覚悟決めろよー」お引き受けすることにする。
というわけで、来月創刊の花田さんの新雑誌『Will』
(ワック・マガジンズ)で連載をはじめます。打ち合わせ
はこれからなので内容はまだ。雑誌に関する詳細は
こちら。
神保町へ。書肆アクセスをのぞく。畠中店長に挨拶。
青空の時に差し入れをいただき、本当に嬉しかったので
あるものをプレゼントしに。ついでに書店特集だった『エル
マガジン』を買いたかったのだが売り切れとの事。無念。
あとで会うので「また後ほど」と出る。
古書会館へ。お客さん少ねー。もちろん売り上げも。
いろいろとお手伝い。伝票計算など。岡崎武志さん
が会場にいた。岡崎さんとも後で会う。一旦別れる。
全ての作業が終わり、6時35分会館を出る。
神保町交差点そばの「なにわ」へ。今日は古本祭の
目録「古本共和国」に執筆いただいた岡崎武志さんを
ご招待しての打ち上げ。で、どうせならとお誘いした南陀楼
さんの提案で『神田神保町古本屋散歩』(毎日ムック)に登場
した人たちの打ち上げも一緒に、ということで濱野奈美子さん、
内澤旬子さんも。さらに立石書店のイチロー君、神保町代表
としてアクセスの畠中さんに来ていただく。河内紀さん、浅生ハル
ミンさんはお誘いしたのだが、残念ながら欠席。
古本の話でもりあがる。南陀楼家の意味のない地震対策、
学園祭の古本市荒らしにはまりそうな南陀楼さんの話、岡崎
さんの取材の話、ブックオフに流れる謎のテーマについてなど。
夢のような楽しさ。
また、こういう飲み会開催したいなぁ。
新宿展初日である。9時ごろ、古書会館に到着。
まずは、自分の本棚をもう一回整理。備品類をしまって
いると集合がかかる。
今日の役割などを発表。帳場、クローク、電話番、
伝票書き、荷造りの係がある。自分は目録注文品の伝票書き
の係に。さっそく伝票書きに入る。自分達が早くやらないと
荷造りの係の仕事がないから。宅急便で送るような大口
から順番に書いていく。
南陀楼綾繁さんが来場。注文していた本が当たっていた
そうでとても喜んでいた。
飽きてくる。そうすると合計金額を書き忘れたりする。データ
をパソコンに入力している安藤さんから「また透史か!」と
怒られる。あげく、他の人のミスも危うくおしつけられそうになる。
ようやく昼食。立石書店のイチロー君と共栄堂でカレー。
ここのカレーはたまに食べたくなる。
会場に戻ると海月書林の市川さんがいた。いろいろと話す事
があって長話。出したばかりの『海月書林の古本案内』とても
良かったと伝える。その後、クロークでもイチロー君も交えてまた
長話。帰り、手作りの「いもようかん」をもらう。めちゃくちゃおいし
かったです。ごちそーさま。
その後、5時までずっと同じ仕事を。5時になると、今日の売り上げ
計算に入るため、伝票書きは終わりに。会場売り上げ、目録
売り上げを計算、検算して算出。
閉会間際、少しセドリ。いつもは最終日の終了間際に買うの
だが、今日は目録用にどうしても少しほしい。10冊ほど。
4800円也。で、6時閉会。
早稲田で少し飲んだあと、店へ。
先ほど買った本を差し替えて打ち込み。プリントアウトして
目録完成。明日印刷屋へ入稿する。
明日は新宿展の当番が休み。店で仕事だ。
■■古本バイト道■■ 第11回 濱野奈美子
10月1日から6日まで、早稲田青空古本祭でした。今回は番外編として、
古本祭の話を書きたいと思います。メルマガの編集長も「店番日記」に
書いていたし。そんなわけで、今回は番外編。現在の話です。
お客さんとしては、即売展の初日ってなんとなく行きにくいんですよね。
ちょっと私なんかおよびじゃないって気がしてしまうので。だからなんと
なく、いつも後半のほうになってしまって、時には最終日なんてことも
珍しくなくて、本屋さんに「ダメだよ、もっと早く来なきゃ」とか言われて
しまいます。
穴八幡には4日の月曜日に行きました。あいにくの雨で、平台にはみんな
ブルーシートが掛けられてしまっていて、ちょっと寂しい感じです。こそこそ
と「私、客ですから」みたいな顔で棚を見ていたのに、やっぱり見つかって
しまいました。「今日は誰のバイト?」とか言われちゃうし。私だって本買うん
ですってば。お財布には4000円しか入ってませんけど、これで全財産ですけど、
なにか?
一通り棚を見終わって、さすがに全財産は使えないので2枚だけ帳場で出して、
おつりをもらいましたが、まだその後に控えている仕事の打ち合わせの時間
には早い。所在ない感じで帳場のところにいると、「バイトしてけば?」の声。
いや、働くのはやぶさかじゃないですけどね。どうせ暇だしと、思ってたら、
「これ、持ってけば?」とココナッツサブレを差し出されました。ココナッツ
サブレ1袋で買収される女…なかなか切ないものがあります。
結局、お客さんが立て込んでしまったときだけちょっと働きました。
「ありがとうございました」とお客さんを見送ると、後ろから「割引券ちゃんと
渡した?」とつっこみが。ふっふ〜ん。「ちゃんと渡しましたよ」と勝ち誇った
顔で答えましたけどね。
ちなみに、そのココナッツサブレは2日間私を生きながらえさせてくれました。
尊いなぁ、労働。
☆著者プロフィール------------------------------------------------
濱野奈美子(はまの・なみこ)
フリーライター。長い古本バイト経験を生かして『アミューズ』の古本特集や
『古本 神田神保町ガイド』(共に毎日新聞社)などで活躍する。本業のライ
ターでは古本だけではなく、サッカー、食べ物なども。なんでも来い。
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■■古本バイト道■■ 第10回 濱野奈美子
10年におよぶ古本バイト生活で、一度だけ、たった一度
だけ、大変な失敗をしています。懺悔の意味も込めて今回
はその話です。時効だといいのですが…
そう信じて書きます。関係者の方、目をつぶってくれると
嬉しいんですけど。 あ、それから食事の前とか、何か食
べながらこれ読むのはやめてくださいね。
東京古典会の下見展覧会は、2日間です。ですが、私は
2日目には出ませんでした。すでに別の人が決まっていた
のか、私に用事があったのか、今となってはもう思い出せ
ないのですが、とにかく私は1日目だけ、ガラスケースの
カギを持って立って、お客さんが「見せてほしい」と言っ
たときに、開けて見せていました。2日目を1日空けてそ
の後2日間、入札会のほうのアルバイトには決まっていま
した。
そして、そのアルバイトがなかった2日目の夜、私はと
んでもないことになっていたのです。その日の夜、高校時
代の友人たちと飲み会がありました。いや、ただ、飲み会
に参加してお酒飲むくらいなんてことはないんです。別に
酒豪ってわけじゃないけど、人並みに飲めますから。とこ
ろがその日は、なぜか二次会のカラオケボックスから参加
してるんですね、私。今は普通に食事できるくらい、カラ
オケボックスのフードメニューは充実していますけど、そ
の当時、というか少なくともそのカラオケボックスにはフ
ードメニューがポッキーくらいしかなかった。ところが、
二次会から参加した私は、ものすごくお腹が空いて
いたわけです。たぶん、朝から何も食べていなかったはず。
今なら、間違いなくカラオケボックスを抜け出してコン
ビニで何か買ってくるくらいのことをすると思うのです。
しかし、そのときはまだ知らなかった、酒の怖さを。
とりあえず、コロナビールを1本注文しました。くぅー、
空きっ腹に効きます。あっという間に飲み終えます。もう
1本注文。あぁ、なんかつまみなんていらないかも。もう
1本…もう1本…気づいたら6本目が空いていました。そ
こで突然、自分の体の異変に気づいたのです。襲ってくる
猛烈な吐き気。後はトイレとお友達…。
さて、次の日。目覚まし時計の音でばっちり目覚めました。
洗濯機を回して、シャワーを浴びて、コーヒー沸かして、
洗濯物を干して、さわやかにバイトに出かけました。ここ
までは完璧です。しかし、電車の中の私にまた、昨日の感覚
がよみがえってきてしまったのです。
「き、気持ち悪りぃ…」
しょうがない。途中下車です。時間には余裕があります。
すっきりしてから後続の電車に乗り込み、9時半の集合時間
にも間に合いました。
その日は入札会です。私の仕事は、開札のお手伝いと食事
やお茶の時間のお茶汲みでした。
東京古典会の入札&開札は、ちょっと不思議な感じでした。
コの字にテーブルが並べられていて、そこに本屋さんが並ん
で座る。その間を品物が流れていきます。といってもベルト
コンベアーがあるわけではなく、次々にお隣さんに品物を回
していくのです。その間に本屋さんは品物を見ながら入札を
して、品物はさらに流れて開札するところにくる。そこで開
札されて値段と落札者が決まる。さらにさらに流れて、開札
に間違いがないか確認されて(札改めといいます)、値段と
落札者が発表されて(発声といいます)、そして、テーブル
の最後のところに並んで座っている私とKのところまで流れ
着きます。私とKが、品物と札とを一緒にビニール袋に入れ
て口をセロテープで留めると、それをまた本屋さんがどこか
へ運んでいくという感じでした。…いや、だったような気が
する。断言できないのは、私は東京古典会の大市の開札には、
後にも先にもこの一回しか出ていないからであり、しかも、
この時、ものすっごい二日酔いだったからです。
席についてしばらくは平気でした。仕事もばっちりしてい
ます。でも、吐き気というのは急にやってくるのです。まる
でドラマでよくあるつわりのシーンのように、「うっ」と席
を立ってトイレに駆け込む。そして、すっかり落ち着いてま
たしばらく何事もなかったように仕事に専念する。するとま
た突然、
「うっ」っとくる。すっかり落ち着いて…何回繰り返したで
しょう…とにかく、こんなことを何回か繰り返して、やっと
お昼頃、私は本当の平静を取り戻したのでした。上品なちら
し寿司のお弁当を食べたらすっかり元気になって、午後は至
ってまじめに働きました。
関係各位の皆様、本当にごめんなさい。
ちなみに飲み会の日、帰り道では自転車と共に階段落ちと
いう荒技もこなしています。その記憶までばっちりあるのが、
いいのやら悪いのやら…。
☆著者プロフィール------------------------------------------------
濱野奈美子(はまの・なみこ)
フリーライター。長い古本バイト経験を生かして『アミューズ』の古本特集や
『古本 神田神保町ガイド』(共に毎日新聞社)などで活躍する。本業のライ
ターでは古本だけではなく、サッカー、食べ物なども。なんでも来い。
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朝起きて『彷書月刊』をパラパラと。古本小説大賞
の選評などを。受賞者は古本屋さんで、その方の奥さん
が書いた「付記」がついているのだが、これ、面白いよ!
丁寧な感じが逆に面白いことに。この奥さんが何か書いたら
面白そうな気がする。
今日はこれから神保町。古書会館での新宿古書展
の搬入日。12時ちょうど、親父と二人でむかう。
会館に到着後、カーゴに本をつむ。親父はおろして
さっさと車で帰る。あんまりいないよ、会場まで来てる
のに並べ前にかえっちゃう人・・・。しかも用事ないのに(笑)。
エレベーターで地下へ。もう結構来てるのね。場所を
確認して棚前に本をおろす。立石書店のイチロー君が
手伝ってくれる。サンクス。それとは逆に三楽書房のアキヒロ
(親父の安藤書店の手伝いで来てる)は俺の品物に
イタズラばっかりする。あとでみてろよ、この坊主!
全部おろし終わると一旦集合して並べ開始。
無心で並べる。後ろのいこい書房さんの鼻歌を
聞きながら・・・。
みんなが並べ終わるとまた集合。今度は目録注文品
の分け。新宿展は会場から全部発送するので、全ての
品物を注文者別にわける。まず、あいうえお順に。
それからまた細かく分ける。来場者の分はそれ用の棚へ。
郵送分は、さらに大口(宅急便)と冊子小包にとわける。
全て分け終わると終了。解散。
イチロー君と「大戸屋」で遅い昼食後、三省堂へ。
ひさびさに4階へ。佐伯さんはいなかった。棚を見て
帰ろうとすると、文庫コーナーのレジに鹿島茂先生が。
「あっ、鹿島茂だ!」と言うと、イチロー君が「すごい似てる
人だったらどうする?」っていないよそんな人!!
東京堂のふくろう店へ。入り口に。『神田神保町古本屋散歩』
の専用ワゴンが。そこに手書きの看板がつけられていて、
コラム執筆者と書いてあり、鹿島茂、喜国雅彦、河内紀、
とある。そしてその後に「浅生ハミルン」。ハミルン!
「ル」と「ミ」が逆だ!(その後、用事あって電話で伝えると
「ハミルン?かわいいー」との事。いいのかよ!)
東京堂本店へ。『海月書林の古本案内』(ピエブックス)と
雑誌『紙のプロレス』を買う。すごい組み合わせだ。
店に戻り、目録用の「店番日記」を書き終える。
表紙も作り上げる。火曜日に仕上げるつもり。
明日は一日、神保町でお仕事だ。
昨夜、夜中に目録打ち込みをがんばったので今日は
なんとなく気楽。映画関係などを打ち込み。あと2頁
で終わりじゃけん。
新宿展(25〜27日・東京古書会館)の準備も同時
にしてみる。また新規の本を縛る。目録注文品も箱詰め。
夕方、車に新宿展用の本を積み込んでしまう。明日搬入
なのだが、1時間でも多く寝たいので。縛り60本積み込む。
6時になるころ、「あれっ」と思う。地震だ! 店で揺れを感じる
時はけっこうな震度のはず。店内にいたお客さん5人に
「落下物に注意してください!」と声かけ。真ん中の棚が
ずいぶん揺れたせいかお客さん逃げた・・・。
ニュースを見ると新潟にすごい震度の数字が。しかも長岡
あたり。うちの母親の実家である。心配。
7時半から新宿支部役員会のため、早め家に戻り食事。
母親は何度も電話をしているが通じないという。今年から
東京で働いている親戚の子ユースケに電話。今日は非番
だそう。とても心配そうだ。やはり連絡つかないという。
近くの新宿授産所へ。組合新宿支部役員会。機関誌部
なんて何も報告ないんだけども。組合で決まったことなどを
総務が読み上げ。理事が説明する。特に議論なし。
知らなかったけど、先日の台風で二朗書房の看板が落ちた
という。「今、ガードレールに立てかけてあるよ」。テントも
壊れ気味とか。老朽化もあるんだろうな。そんなにひどくなかった
もん、この辺。
店に戻り目録打ちの続き。ついに目録部分が完成。
あとは表紙と表紙裏の店番日記のみ。青空古本祭の
時にあったことを。ここに書いてないんだね、「おかしい出来事」
は。4分の3書いてやめる。明日仕上げる。火曜日に調整
して印刷屋へ出すつもり。
店で飼っている猫の餌を持って母親が来た。連絡ついたという。
全員無事だそうだ。家に入れないので近所の土手で近所の
人たちと避難しているという。状況は厳しいが、まずは良かった。
テレビでいろいろと病院名をあげられていると、ある病院のところ
で母親が「今のあんたが生まれた病院」という。そういう所なのだ。
台風や地震で今年の日本は「ヨブ記」のようだ。
被害にあわれた方々にいいことがありますよう。
あいもかわらず目録打ち込み。
昼過ぎ、飽きたので「1000円以下」のコーナーの
入れ替え。40冊ぐらい抜いて、その分の本をつめる。
抜いた本を縛って新宿展行きのところへ置く。
午後、裏の棚から「火野葦平」の本が8冊程見つかる。
いつのだ、これ・・・。値段をつけた形跡がない。
ちょうどいい、そのまま目録用に値つけ。
南陀楼さんより「モクローくん通信」届く。「大阪の狆」
こと前田君がまさに「狆」としてキャラ化。あと、編集後記
のところにある絵、モクローくんにヘタがついて木から
ぶらさがっている。マンドラゴラみたいだ! 結構ツボ。
今日はお客さん多し。店で売れ残っていたようなもの
が売れていく。多分、ふだん早稲田に来ない人たちな
のではないか。店頭の地図が無くなっていた。こういう
日は一気に地図が無くなるのだ。
今日は追い込みで目録打ちを深夜までやるつもり。
『サンパン』原稿そのまま放置になってるし、『未来』
もそろそろやらなければ。
なんだか夏休み終了一週間前のような気分。

【第6回目】
署名を作るなかで、苦労したことのひとつに、「ファックス」がないということがあった。
ゼミの先生に聞いたところによると、署名集めるのに、ファクスは必須。困った挙句に、 ふと、その話してみると、ある知り合いから「こんなのあるよ」と教えてもらった。
それは「D−fax」という、無料のファックス番号を提供し、e―mailに転送する サービスをだった。こんな便利なサービスがあったとは、まったくしらなかった。
やはり、この世の中、情報をいかに集め、知識を吸収するかだな。うん。
さて、仮完成となった署名用紙を先生の所に持っていき、最終チェックをしてもらう。
ウェブでも署名活動できないかと、方法を模索してみる。しかし、これには技術的な問題 にぶつかってしまって、順調に進まず。ともかく、仮のHPは立ち上げてみた。
そんななか、沼田真一が参加しているサークルで、飲み会(交流会かな)があり、 その席で、早稲田松竹復活プロジェクトの話をしたら、面白がってくれる人が結構いた。
(このサークルがとっても特殊なサークルで、この話だけで、原稿用紙50枚くらいいって しまうので割愛。サークルは早稲田経営戦略フォーラムといい、簡単にいうと、企業家を輩出することを目的に、学生と社会人のネットワーキングをしているサークルです)
ここで、沼田はあたらしくプロジェクトチームを作ることにした。
「早稲田松竹復活プロジェクトチーム」
メンバーはぼくが知っている限りでは最強クラス。
仕事をする上で、何が一番重要かといったら、やはり、「人材」でしょう。 「人」がいなければ、何も動かないのです。
と、話がそれてしまったが、
ゼミの先生に会って話しているときに、教育学部のF先生が通った。
早稲田松竹の話をすると
「なにかあれば、協力しますよ」
とのこと。
うれしーねー、これは。
日を改めて、署名の賛同者としての、名前を借りにいくと、ほかにも、協力してくれそうな 先生のお名前を教えてくれた。
幸先がいい!!!
これなら、すぐに人数があつまる!!
と思ったのだが・・・。
あちこち回ってみても、先生方って、研究室にいないのです。授業のある日に行かないとどうしよもない。
しかも、会えたとしても、いきないり、署名がほしいといっても、聞いてもらえるかどうか・・・。
これは、前もって、「早稲田松竹を復活させようとしているグループがいる」 ってことを意識させたほうがいいかもしれない。
そんなことを考えていたら、ちょど、メンバーから、メールが来た。
「早稲田の教授陣はこれからテスト、学会で忙しいのでゆっくり話を聞く余裕は無いだろう。
なので予めメールボックスか教授室の扉の前にビラを入れておいて、存在を認識させておいて電話、または授業後コンタクトがいい。また、忙しい各教授にあたるよりも総長か学生部長にまずあたっ た方が良い」という内容だった。
大学側にとっても、イメージアップにつながる活動で、うまくいけば、大学公認の活動になるかもしれない。
そうなれば、プロジェクトの成功率は俄然上がってくる。
よしそれだ!!
(2002.7.21.)
☆著者プロフィール---------------------------------------------------------
沼田真一
1978.8.6生まれ。現在、早稲田大学社会科学部4年都市計画のゼミに所属。
幼年期を茨城県水戸市で過ごし、少年期は群馬県館林市、小学六年生より現在まで埼玉県川越市に住んでいる。天真爛漫な高校生活では吹奏楽部に所属し、男子校吹奏楽部の部員として、特異な生活と仲間を手に入れた。さまざまな伝説と逸話をともにした高校生活にピリオドを打つと、一部のできのいい友人を除いて、多くの仲間とともに予備校生活に入る。現役時代の失恋の痛みを勉強の励みに換えて、二年後に早稲田大学社会科学部に合格。めでたく入学した。「不可能を可能にする男」(自称)として、その努力と強運で友人たちに広く恐れられることになる。たくさんの出会いと別れを繰り返しながら、人生をより広く豊かにしつづけながら現在に至る。
現在『duce』の代表として、映画のすばらしさを多くの人に知ってもらうための方法、仕組みを検討中。
◎早稲田松竹復活プロジェクトHP
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店に行く前に朝食とりながら『サンパン』の原稿書き。
やっと半分くらい。また夜書こ。
店では相変わらず目録のデータ打ち込み。
「東洋史」あたりを。
飯島書店さんが「お願い」のチラシ配りで来店。
支部の早稲田班の班長さんですからね。
今度の日曜日、24日だが、早稲田大学のホーム
カミングデー(卒業後15、25、35年の人を大学が
招待するという企画。招待して何をするかは不明)
なので、古書店街も営業してくれないかとのお願い
が大学からきているという。これ、タイミング悪すぎでしょう。
新宿展の搬入日だから、ほとんど店主いないよ。
飯島さんはやっていないから気づかなかったみたい。
こういうものには協力したいですけども。
目録打ち込みを続けていると、夕方、女性3人が
来店。しばらくして、お買い上げ。すると「いつもネット
の日記見てます」というではないか。学生さんですか、
と聞くと「私、リコシェという・・・」ああ、知ってますです!
先日、南陀楼さんが取材していた方たちだ。「本の運び屋」
というとおり、小部数ビジュアルブックの取次ぎや、営業代行
をしていらっしゃるという。ステキなお母様も一緒。
いろいろとお話。また来てくださいね。
閉店後、夕食を食べて原宿のブックオフへ。
文庫がほしいのです。絶版の、とかじゃなくて
新しくていいから内容がかためのものが。文春
文庫のノンフィクションとか。
いや、儲からないんだけどこういう細かいもの
をキチンとやらないとお店って売れないんですもん・・・。
30冊ぐらいガンガン抜いていると、「まもなく閉店」
のアナウンス。早いのか、ここは! どうもさっきから
「帰ってほしい」というようなBGMが流れていると
思ったよ。まだまだ抜けそうだったが、あきらめて清算。
店員さんが、紙袋にいれてくれる。「二重にしておきます
ね」と言うのだが入らずに破れる。また全部出して袋に
入れて、二重にしようとして破れる。「最初に二重にして
から本いれたほうが・・・」と言うと「そうか!」と嬉しそうに
入れる。いいなぁ、初々しくて。
店に戻り、目録の打ち込みを続ける。新宿展がはじまる
前にある程度終わらせなければ。のんびりしていたけど
ちょっとあせってきた。
眠い。昨日、出先から戻り2時間ほど寝たら眠れなく
なってしまった。紀田順一郎さんの『私の神保町』を一気
に読む。この中で一番古いコラムは1964年のもの。40年
ってすごいなぁ。読みかけの浅草キッド『お笑い男の星座2』
も読了。前作の方が楽しかった。でも江頭2:50の章はよかった。
まだ寝れず。『サンパン』用の文章を書き始める。3分の1
できたところで睡魔が。朝6時、すかさず寝る。
で、眠いのである。
また台風が来てる。売れるわけないよなぁ、こんな日に。
でも開店してみるとポツポツお客さんが。ありがたや。
「世界史、現代史」付近を打ち込み。ポプラ印刷さん
から電話。「今月は目録出します?」まだ頼んでないのに
気にしてくれる。いつもすみません。
昼食後、隣の床屋へ。青空古本祭前から行きたかった
のがようやく。じっとしているのが嫌いなので床屋も嫌い
なのだ。今日は寝ている間に終了。
夕方、早めに閉める。雨が強くなってきたので。渥美さん
が来て、今日夜の「新宿支部役員会」は延期とのこと。
閉めた後も少し目録打ち込みを。
昼すぎ、南陀楼綾繁さんから「早稲田古本村通信」の
原稿が届いていた。学生時代にパーマをあてた話。
めちゃくちゃ笑った。最高。
同じ号にメルマガに寄稿している松本八郎さん、4ヶ月分
送ってきてる。早すぎだ。
メルマガを製作。8時に配信予約をして帰宅することに。
『サンパン』用の店番日記も書かなくてはいけないが、
目録の裏の店番日記も書かねばならない。どうすんだ
よ、書けないよこんなに!
朝、「書評のメルマガ」届く。
先月上京した『BOOKISH』の前田君の日録が
掲載。「東京チン紀行」ってタイトル最高。前田君
は動物だと狆だろう、ってつけられたのが「大阪の狆」。
ずいぶん長いの書いたなぁ。でも面白いな、これ。
今後も楽しみに読ませていただきます。
今日もひたすら目録の打ち込み。書くこと無い。
ただいま「現代史」。目録部分17頁のうち9頁目。
組合から「古書月報」届く。「新宿支部日録」として
この日記から抜き出したものが載っている。また次の
締め切りすぐだ。隔月刊。
退任理事の挨拶が載っているのだが、とてもうまい
各人の似顔絵が。神田のけやきさんの絵だという。へぇ〜。
午後もボーッとしながらキーボードたたいているだけ。
仕事ははかどりますな、この雨だと。
でも台風また来てるそうで。
明日も開店休業っぽいな、これじゃ。
昨日、アンダーグラウンドブックカフェに行けなかった。
ある人に会わなくてはならず、新宿へいたのです。
風林会館の喫茶店、いかがわしすぎ! その筋の
方はもちろん、職業不明の方も。隣の人なんか
「最近さぁ、金使い荒くなってさぁ、1000万ぐらい
すぐ消えちゃう」とか話してるし。
その後行った焼肉店では前後左右のテーブルに
全て眉毛のない方たちが。まさにリアルアンダーグラウンド!
遅れてでも行って河内さんに挨拶したかったなぁ。
今日も目録打ち込み。明治あたりを。
未來社の小柳さんから電話。五十嵐さんの名前に
ルビをいれわすれてた。ごめんなさい。小柳さんも昨日
アングラに行ってきたらしい。鈴木清順監督にサインもらった
そう。月が変わったら飲みましょうね、と約束して切る。
午後、大学へ定期刊行物の納品へ。正門すぐの高田早苗
図書館まで。無愛想なオジサンにハンコもらって終了。帰り、
銀行で通帳記入して入金チェック。前回の目録の公費分が
全て入金になっていた。
店に戻ってまたひたすら打ち込み。今日はお客さん多いな。
ずっと途切れない。ハルミン古書センターの大物も売れた。
7時間際、BIGBOXへ。今日は最終日で7時終了。
片付けの手伝い。会場作りの時と違い、本があっては机も
たためない。なので、本の縛りも手伝うのだ。うちは鶴本さん
とペア。縛り終わると、帳場のかたずけ。備品を箱にしまう。
今度は机をたたんで車に積み込み。地下におりて、しまう。
2往復で終わり。8時半には解散になる。
店へ戻り、新宿展の注文品出しなど。額の大きい注文が
入る。やったぜ。パソコンを開く。『酒とつまみ』編集部から
次号の広告の件についてのメール。忘れてた。テキストを
送る。HPを見ると、なんとリンクに「サイカメPHOTO日記」
がはじまったというお知らせが。カメラマンの斉藤さんは、編集部
でもっとも『酒とつまみ』を感じさせる人だ。サイトの一番下の写真
の女性が日本人じゃないところが最高。
次号は12月に刊行予定とか。楽しみ。
明日はアンダーグラウンドブックカフェで八木福次郎さんの
トークがあります。楽しみですね。だけどまた行けないんだ、
これが・・・。
■■古本バイト道■■ 第9回 濱野奈美子
青空古本まつりの1週間は怒濤のように過ぎていきました。でも、
ほかの本屋さんのアルバイトとして、友人Kもいましたし、なかなか
楽しかったといえば、楽しかったかも。なんて思っていたら、またK
がやってきて言いました。
「再来週ヒマ?」
聞くまでもありません。ヒマに決まってます。
「じゃ、金曜日の9:30に古書会館に来て」
了解です。もうだんだん勝手がわかってきましたから楽勝です。
しかし、この後、Kが言った一言が、私をまた大きな謎の渦に巻き
込むのです。
「あ、ちゃんとした服着てきてね。TシャツとかGパンとかダメだから。
スーツに近い格好してきて」
はぁ…?
今までやってきたのは、裏方仕事のヌキと販売員です。どっちもスーツ
は必要なかった。なのにスーツ? 就職活動のとき以来着てません。
どっかにあっ たっけ?
「スーツはないかも。取材に行くときの格好くらいでいい?」
おそるおそる言ってみたら、それでいいとのこと。
しかし、後日、ニットにロングスカート、編み上げのブーツという、
「取材に行くときの格好」をしていった私は、Kにこんこんと文句を言われ
ましたけどね。「ちゃんとした格好っていったでしょ」と。
そこには、また、未知の世界が広がっていたのでした。
一新会の大市とも、穴八幡宮の古本まつりとも、神田の古本まつりとも
違う世界。11月の第2週に古書会館で行われていたのは、東京古典会の大市
だったのでした。
東京古典会…それは、「古書籍業を営む店の集まりである東京古書組合
のなかで、古典籍をおもに扱っている業者がつくっている会(東京古典会
サイトより)」です。
古典籍とは、「明治頃以前の書写あるいは印刷された資料で、いま価値
が認められるすべてのものを古典籍といいますが具体的には次のような種類
がありま す。古写経・古版経 古写本 古筆切 絵巻物・奈良絵本
古版本・古活字本 古記録・古文書 江戸時代版本・写本 書画幅・短冊
古地図 肉筆浮世絵・錦絵 中国朝鮮本 近代資料(さらに東京古典会
サイトより)」です。
あぁ、もうなんだかわかんないけど、とにかく全部高そうです。本屋さんも
みんなスーツ。そして、バイトのほかの子もみんな、高そうなブラウスに高そう
なスカートにパンプスなんか履いちゃってて、おハイソな感じ。いやー、完全に
浮いちゃってます、私。Kが怒るのも無理はない。
肝心の仕事の内容はといえば、ガラスケースのカギを持って立っていて、お客
さんが「これ見せて」と言ったときに、恭しく開けて見せるというもの。
今までとはなんか、違う。無事にやっていけるんでしょうかね。
☆著者プロフィール------------------------------------------------
濱野奈美子(はまの・なみこ)
フリーライター。長い古本バイト経験を生かして『アミューズ』の古本特集や
『古本 神田神保町ガイド』(共に毎日新聞社)などで活躍する。本業のライ
ターでは古本だけではなく、サッカー、食べ物なども。なんでも来い。
---------------------------------------------------------------
■■通天閣の見える街から(8)■■ 八子博行
久しぶりに競馬でダービーを当ててしまった。
熱心な競馬ファンではないので、G1の大きなレースをたまに楽しみで
買うという程度なのだが、それでも、ここ十年ほど馬券をとった記憶
はないのだから、ハルウララも真っ青。
それにしても、ダービーを勝ったキングカメハメハの強かったこと、
久々の怪物です。なんといっても、その強さ、風格と、チープな馬名
とのアンバランスが絶妙で、心くすぐられる。で、その配当金を懐に、
「アンダーグラウンド・ブックカフェ」に行こうと考えたのだが、
あいにく、その前日12日に店に予約が入ってしまった。しかも深夜
から朝方までという、徹夜のイベント。(残念)
『BOOKISH』7号が、刷り上がってきた、表紙のカラーは毎回迷うところ
だが、今回は、青系でと決めていた。うちの店の白熱灯の下だとイメージ
通りの仕上がりなのだが、蛍光灯の下で見ると、ちょっと鮮やかすぎて
イメージとは違う。難しいもんです。
13日からの『アンダーグラウンド・ブックカフェ』で、売って頂ける
ことになった、それが初お目見えということになる。(買ってください)
ところで、7月(3日〜11日)にうちの店で、お馴染みの貸本喫茶
『ちょうちょぼっこ』による古本バザーをやることになった。「食」関係
の本を中心にと いうことで、『 book is deliciouce』というタイトル
のイベント。今回は私も、古本を出そうということで、「食」関係の本
に目を向けている。なもんで、『ロッパの悲食記』(古川緑波・ちくま
文庫)や『食物漫遊記』(種村季弘・ちくま文庫)、そして『もの食う
話』(文芸春秋編・文春文庫)といったアンソロジーに目を通す。
それにしてもロッパの食うことへの渇望の凄いこと。ただでさえ、
「食」=「命」の人が、戦時中の食べ物の不足した時代に生きることが、
どれほど過酷なものであることか。『悲食記』たる所以である。それは
そうなのであるが、それにしても、実にうまく好物のありかを見つけて
くる、物のなかったあの時代に。 食べ物に対する、嗅覚というのか
強烈な思いが、食べ物を次々と引き寄せるとしか言いようがない。
「強く願えば夢は叶う」、というような最近流行の自己実現のための
お題目が、ロッパの例を見ていると、俄然リアリティを帯びてくる。
私などはどちらかというと、「物欲」の方が勝っていて、欲しい物
を手に入れるためなら、「食」の方は二の次三の次になってしまう。
とはいうものの、そこそこは「食」の楽しみも享受したいわけで、
そのあたり、あれもこれもと、根がいぢ汚くできている。
だから、川本三郎さんのように、「食」はあくまでも街歩きとセット
で、見知らぬ小さな街を歩き廻った後、その土地に溶け込んだような
古い居酒屋の暖簾をくぐり、なんということのないアテで喉の乾きを
潤すというのが、絶妙のスタンスのように思う。
☆著者プロフィール-------------------------------------------
八子博行(やこ・ひろゆき)
1950年大阪生まれ。
小学校教師を20年続けた後、関大前で「ゲートマウス・カフェ」と
いう飲食店を経営。(ゆくゆくは古本も置きたいという)
昨年、季刊雑誌『BOOKISH』の創刊に参加、今年6月刊行の4号から
編集・発行人に。
http://homepage1.nifty.com/vpress/bkbackno.html
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EDIの松本八郎さんから手紙。
『未来』の感想などが書いてあったのだが、その後に
「『サンパン』もそろそろです。よろしく」とある。締め切り
聞いてないっす・・・。でも、どのみち書かねば・・・。
昨日値段をつけた本のデータを一気に打ち込む。
ただひたすら。
ワセダミステリクラブの子たちが来店。11月6日に
貴志祐介講演会をやるという。詳しくはメルマガにて。
西荻の古本屋、ゴゴシマヤの石丸澄子さんからライブ
のチラシが届く。「ふちがみとふなと 上野茂都三都市
ライブ」。この名前、岡崎さん製作の「おに吉古本マップ」
をご覧のかたにはおなじみ。「古本屋のうた」「ふるほん節」
を作った方々。昨年行った浅草での「エノケン祭」で見た
のですが、かなりのインパクトでした。
東京、名古屋、京都にて開催で、東京では
11月12日、吉祥寺のマンダラ2にて開催。
このライブのチラシというのが、石丸さんデザインのステキ
なもの。得した気分。
本を買ったお客さんが「いつもお世話になってます」と言う。
見たことのないお客さんだ。「北海道のTです」あぁ!目録
のお客さんである。早稲田で学会があり、時間のない中
寄ってくれたのだという。こういうの、とても嬉しいです。
新宿展の注文も来ている。本を出したりいろいろ。目録
作っている最中に、目録の注文受けるのは変な気分。
あとはただただ目録の打ち込み。ようやく「民俗学」まで
きました。長いな、先は。
お店は土曜でお客さん多し。毎日これぐらい人が来れば
いいんだけども。ハルミン古書センターも快調な売れ行き。
明日からアンダーグラウンドブックカフェだ。17日〜19日まで。
明日は河内紀さん、鈴木清順さんのイベントがあります。
開店。
店で売っているミニコミ関係に売り切れがポツポツ。
ただ、日がたつと売り上げがにぶくなるのも当然。
最新号が出るまで待とう。うちではバックナンバーは
あまり売れないし。
『ナンダロウアヤシゲな日々』も残り1冊。これが売れ
れば25冊売れたことになる。サイン・イラスト入りなの
だが、残った本にどんなイラストが入っているのかと表紙
をめくると、疲れきったモクローくんから魂が抜けて、その
魂の中に「やる気」と書かれている。日記を見ている限り
最近の南陀楼さんそのままではないか!
目録製作を進めていると、古書市場から親父が帰ってくる。
またすごい量の本、買ってきてるよ・・・。
しかも、打ち終わった「本の本、書誌学」関係と、今打ち
込んでいる「日本史」の本たち。せっかくだから最新入荷
を入力したい。
ということで、今日の仕事は値つけに変更。
午後、芳林堂へ。『神田神保町古本屋散歩』を買う。
メルマガ「早稲田古本村通信」執筆者、南陀楼、濱野、
浅生各氏が登場。1500円(税込)也。
午後はずうっと値つけ。買ってきた荷物からとりあえず
目録向きのものだけをぬきとってみる。
「やる気」の魂が抜けそうになった5時半ごろ、南陀楼
さんから電話。馬場に来ているという。芳林堂のビル
の地下「紫蘇の実」へ。馬場って意外とゆっくり飲める
店がない。学生が来る店だと、うるさすぎるし。
BOOKMANの会で冊子を出そうという話になる。
各個人の特集で。荻原魚雷特集が最初だという話に。
その後、勝手に「この冊子の編集長は・・・」と決め付け
ていく。「ここにいない人間で」という縛りで(って二人しか
いないんだども)。冗談で話していたけど、結構面白い
感じがする。ぜひやりたい。
最後に蕎麦を食べる。ここの蕎麦おいしい。早稲田には
老舗が多いが、ここの蕎麦のほうがうまいよ、絶対。
いやぁ、楽しい夜だった。でもそのぶん明日は働かねば!
引き続き、自家目録の製作。
「日本歴史」を打ち込み。正直、あまり興味のある
ジャンルではないので(扱っておいてなんですけど・・・)
事務的に打ち込む。書名見てもさっぱりなんの本だか
わからないものもある。
親父が市場から帰ってきた。昨日市場に出品した本、
ちょうど10万円になったそうだ。うーん、会心の出品。
店で1000円つけていた戦前のパンフのようなものを、
わざと1冊づつ出品。最低価格は2000円なので、
本当なら札が入るわけないのだが、どれも3、4000円
で落札に。そういうものなのであります。
昼食後、BIGBOXへ。遅くなったがセドリ。
いろいろと13冊ばかし。高野文子『黄色い本』も150円
なので買い。帳場へ持っていくと、渥美君が自分の店の
本をおまけしてくれた。ちょうど5000円。ありがとう。
店へ戻ると、花田紀凱さんから職場変更の挨拶ハガキが。
『編集会議』をやめて、WACマガジンズという会社へ。来月
末に創刊の雑誌『Will』の準備で大忙しだという。
期待しております!
引き続き目録製作。いまだワープロつかってるんです。
備品類なども手に入らなくなってきているし、そろそろ
かなぁ・・・。
閉店間際、パソコンを開ける。
『sumus』のサイトがリニューアル。新しいコンテンツも
増えて楽しいサイトになっている。林さんの絵や、年表も
見られますです。
ポプラ社第三編集部のサイトへ。「カマダ道」を見る。楽しい。
「週刊第三編集部」は矢内さんの番だ。「古本道場」で日月堂
さんに行った話など。
おっ、ひさびさに南陀楼さんの「帝都逍遥蕩尽日録」が更新されて
いる! この間の「モクローくん大感謝祭」について。
明日も一日目録作りです、たぶん。
■■通天閣の見える街から(7)■■ 八子博行
〜腰痛と編集〜
久しぶりに腰痛に見舞われている。
もともと、腰痛持ちで、一度ギクッと行くと一週間程寝たきりの状態になる。
ひどい時は、3〜4ヶ月に一度くらいの頻度でそんな腰痛に見舞われていた。
ここ1〜2年は随分調子が良くて、腰痛のつらさもすっかり忘れていた。
そんな時に、突如襲われた腰痛だった。
ただ、今回は、ギクッと行く手前で踏ん張っていて、最後の一線はかろうじて
阻止しているという状態。おかげで、寝込むことはないのだが、その分、なか
なか完治しない。
先日も、東京から、本メルマガにも連載中の南陀楼綾繁氏が来版され、
うちに店にも立ち寄って頂いたのだが、その時も、椅子に座るのが怖くて立った
ままの状態で、飲んだりしゃべったりという、変な飲み会になってしまった。
そんなこんなで、雑誌の編集も滞りがちで、早くから原稿を頂いている
ライターの皆さんには、ご迷惑をおかけしてしまった。さて、その『BOOKISH』
の7号だが、「書店の記憶」という特集タイトルで、今月下旬か来月初旬には
書店に並ぶ予定だ。
今回の特集では、タイトルにもあるように、現在の書店の姿は勿論、過去の
書店にも目を向けたかった。大げさにいうと、書店の文化史のようなものを
辿ってみたいという。
同時に文化と人が交差する空間としての書店というものを考えてみたかった。
つまりサロンとしての書店空間である。そのためには、書物史における書店の
展開をなぞるだけではなく、具体的に個々の書店や人が見えてこないと、単なる
一般教養的なお勉強になってしまう。
この辺りを程よくバランスをとるのが、駆け出し編集者にはつらいところで、
決定的に情報が不足している。となると、いろんな人の知恵を借りるしかない
わけで、今回もたくさんの方のお世話になった。
で、今回の特集を簡単に紹介してみたい。
まず、出版・取り次ぎ・書店という本に関わる様々な仕事が、未分化で緩やかに
統一されていた時代の書店の魅力的な相貌を、イギリスと日本を例に解き明かして
もらった。
書店は、文化と人が出会う場所でもあった、これは挙げていくときりがないと
思われるのだが、とりあえず、「内田魯庵と丸善」「魯迅と内山書店」「斎藤昌三
と東京堂」「波屋と同人誌『辻馬車』」に代表してもらった。
同時に、ごく普通の人がある書店と出会い、一気に本の世界にのめり込んで
いくことがある、そんな個人的書店体験を何人かの人に語ってもらっている。
また、正統の書店史からは外れながらも、もう一つの読書空間を形成してきた
貸本屋をはじめとする、いわゆる「赤本」を提供してきた夜店などアウトサイド
に位置する書店も視野におさめたかった。
そして、現在の書店に目を向けると、出版不況や活字離れなど、景気の悪さ
ばかりが喧伝される昨今、一方において新たなコンセプトで立ち上がり、面白い
展開を見せている書店もあるわけで、そんな知られざるユニーク書店をレポート
してもらった。
☆著者プロフィール-------------------------------------------
八子博行(やこ・ひろゆき)
1950年大阪生まれ。
小学校教師を20年続けた後、関大前で「ゲートマウス・カフェ」と
いう飲食店を経営。(ゆくゆくは古本も置きたいという)
昨年、季刊雑誌『BOOKISH』の創刊に参加、今年6月刊行の4号から
編集・発行人に。
http://homepage1.nifty.com/vpress/bkbackno.html
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■■古本バイト道■■ 第8回 濱野奈美子
神田古本まつりの会期中のある朝、開店の準備をしていると、顔なじみに
なった本屋さんがロッテリアの紙袋を抱えてやってきました。
「食べる?」
会社からの給料が止まっていて実質プーだった私は、もちろんありがたく
頂戴いたしました。朝ご飯抜きでしたしね。まだ開店時間にはなっていない
し、別にここで飲食しても問題はないはず。
でも、いろんな食べ物や飲み物がやってくる嬉しい状況はこの後も続いた
のです。ガムやキャンディー、缶コーヒー、サンドウィッチ、コロッケ…。
貧乏人には夢のようです。夢のようではありますが、私の良心は一つの決断
をしなければなりません。
「営業中の飲食は許されるのだろうか?」
本屋さんは、営業中の飲食については実にオープンです。
私は、中学までサラリーマンの家庭に育ち、古本屋さんを抜かしては接客
のマニュアルがあるようなファーストフード店とか服やとかでバイトしてき
ました。営業中の飲食なんてもってのほかです。
しかし、頭にはひとつの画が頭に浮かびます。結構よく行く近所の古本屋
さんです。店に入ると「お、今日はチャーハンだ」と、においですぐにわか
る。店主はいつもカウンターで食事をしています。いや、ずーっとご飯ばっ
かり食べているわけではないと思うのですが、その時間にぶつかってしまう
確率がめちゃくちゃ高い。
別の近所のお店は、帳場が引き戸の向こうにあります。大抵は全開になっ
ているのですが、たまに半開きのときがある。こういうときは必ず食事の時
間です。その奥では、ちゃぶ台の上に小鉢が並んでいて、平日の昼ならテレ
ビでみのもんたが緑茶の効能かなんかをぶっていて、おじさんとおばさんが
向かい合って頷いている。平和な日本の家庭がそこにある。
こういう画を私は、「牧歌的でいいなぁ」と見ていたわけです。たぶん昔は、
どこのお店も商売と生活が当たり前に一緒にあって、こんな光景は珍しくも何
ともなかったはずです。
でも、仕事と家庭が切り離されていることが多い現代においては、なかなか
微妙。オフィシャルな場にはなるべくプライベートは持ち込まないほうがいい
とされているし、だから、職場に乳飲み子を連れてくると論争になっちゃうし、
デートだって残業断れないし、「俺と仕事とどっちが大事なんだ」なんて聞か
れちゃうし(聞かれたことないけど)。
少なからぬ葛藤の末、私自身は「もっとおおらかでもいいよなぁ」という
結論に達しました。だから、お客さんの迷惑にならない範囲では飲食してま
した。今でもそうです。
古本屋さんの世界では、「店=住まい」が当たり前で、だから「店でご飯」
にも抵抗がない。それはサラリーマンとはちょっと違った価値観です。自分と
違う価値観がそこにあったとき「けしからん」と怒ることもできる。でも、
「なるほどこれが流行のスローフードか!」と、感心してみたりすることも
できます(的はずれですけど)。どっちが、精神衛生上良いかといったら後者
ですもんね。少なくとも、私は。
ま、こんな私の悩みなんて、「赤ちゃんのときからお店で育ったから、店
でご飯食べるなんて普通」という2代目、3代目から見れば、訳わからんこと
でしょう、きっと。
☆著者プロフィール------------------------------------------------
濱野奈美子(はまの・なみこ)
フリーライター。長い古本バイト経験を生かして『アミューズ』の古本特集や
『古本 神田神保町ガイド』(共に毎日新聞社)などで活躍する。本業のライ
ターでは古本だけではなく、サッカー、食べ物なども。なんでも来い。
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朝、今日の市場へ出す荷物作り。
10万円くらいの売り上げを作らないと支払い
がきびしい。すぐ請求くるんだもんなぁ。
でも買ってるのはウチなんだから文句言えない。当たり前。
開店。微妙な天気。
ネットチェックなど。新宿展の荷作りは親父がやると
いうので、仕事もスローダウンしている。
昼食後、自家目録「逍遥」の製作に入る。いつ出すか
決めていないのだが、少しづつ入力していくことにする。
追加は後ろにつければいいし。
五十嵐さんが、「まぎれ本」持ってくる。即売展などで、
他店の棚に混じってしまった本。結構高い本。キミ、
お金のある方へ逃げないように。
いつも『未来』を読んでくれているという学生さん2人
来店。この間の青空でお互いに2万円近く買ったと
いう。頼もしいじゃないですか。「もう金ないっすよ!」
と言いながらフーコーをお買い上げ。ありがとう!
岡崎さんのファンだそう。ポプラビーチの「古本道場」
も見たというのだが、角田さんより岡崎さんに断然
会いたいという。大人気ですぞ、岡崎さん!
最後にメールチェック。未來社の小柳さんよりメール。
アンダーグラウンドブックカフェで配布の『未来』を会館へ
送ってくれたという。8月号は無くなってしまったそう。
10月号も僅少とか。アンダーグラウンドもいよいよ日曜日
からだ。たくさんの人がくれば、いいですね。
いつもどおり開店。
明治期の政治・思想についての本を中心に
値つけ。15冊ぐらい。これは目録向きだな。
昼過ぎ、『彷書月刊』田村編集長から電話。
昨日配信の「早稲田古本村通信」のうち、五反田
の本の散歩展の日程が間違っているという。
すみません・・・。さっそくBIG初日の案内もいれた
訂正号を作成。配信する。
組合が最初に作った即売展一覧を見てしまったため
の間違い。微妙に違うらしい。お詫びいたします。
金峯堂の太一さん来店。『古本共和国』の他人分の
目録打ちのお駄賃を持ってきてくれた。会場設営などの
大口支払いも今週中には終えることができそうで、金額
の違いも出ていないという。よかった。
今日は雨のわりに売り上げは、まぁまぁ。「勉強」という感じ
の本たちが売れていく。学生街ならではの本という感じのもの
が。お客さんは少ないんだけんども。
ハルミンさん、昨日浜松に日帰りで行ってきたという。
「おみやげは?」と一応聞いてみると、「あまりいい古本は
ありませんでした」って古本かよ! うなぎがいいんだけども・・・。
BIGBOXにセドリに行こうかなどと思ったが、雨なのでやめる。
平凡な一日でありました。
今日は祝日なんですね・・・。朝、気づきました。
店へ行く。開店。
昨夜、濱野さんからメルマガの原稿が届いた。
楽しい楽しい。濱野さんの連載は大人気。開始
当初は結構な数のファンレター(メール)が届いた
ものだ。メルマガに貼り付けて完成。昼過ぎ配信に
予約。
紀伊國屋書店さんから『アイ・フィール 秋号』届く。
特集は「だから経済学はおもしろい」。タイトルだけだと
あまり読む気がしないかもしれないが、対談以外は
「エッセイ「小説」に読む経済」となっていて面白い。
保坂和志、岩井志麻子、渡辺和博、小関智弘など
が執筆。そしてなんと岡崎さんまで!
「銭形金太郎必携! 尾崎一雄『暢気眼鏡』」。
すごいタイトルだ! おもしろかったし。
「DVDレビュー」のコーナーには稲垣書店の中山さんが
寄稿。このPR誌、いつも面白い。
先日買ってきた「本の本」関係書の値つけ。読み物
っぽいものばかりだが、棚にあまり本が無いので安く
つけて棚いれ。30冊ぐらい。
青空のせいであまり手つかずだった1000円以下の本
のコーナー。大幅に入れ替える。2棚分。70冊ぐらい。
基本的に、即売展に出す1000円以下の本は一回
ここにさらす。やっぱりお店が一番。
7時15分、BIGBOXへ。明日から古書感謝市。
うちは参加しない月なのだが、会場設営などはやらない
店舗側がやることになっているのだ。いつもは8時集合
なのに早いのにはわけがある。
野球ですよ、パ・リーグのプレーオフ最終戦。
まさか古本市に影響が出るとは思わなかった。
BIGBOXは西武系の施設なので、優勝が決まると
いつも古本市やっているスペースでイベントがあるの
です。決まるまで会場作れないし、本も持ち込めない。
早いうちに、地下に置いてあるテーブルを20台車で
運び、会場の柱の裏へ運ぶ。備品も。
そこまでやると、会場にテレビが設置され、人が集まって
きた。結果が出るまで何もできない。一旦解散。
10時に集合ということ。
家に戻る。テレビで野球観戦。いい試合だ。
9時半には終わると思っていたが、なんと延長突入!
10時になったので会場へ。いつのまにか、くす玉が
ぶらさがってる・・・。テレビも来てるし、ハッピ着た人も
チラホラ。
西武が点いれた。その裏、ダイエー点とれず西武優勝。
くす玉割れる。優勝したので、搬入はさらに延びることに。
ふるまい酒がはじまる。行列ができているが、その4分の1
は古本屋だ。って、これから仕事だよ。
酔っ払ったある書店の人が「あれ〜エプロン忘れてきちゃった
よ〜」 やる気もな。
意外に早く10時40分ぐらいに作業開始。机を並べ、その机
に幕つけ。帳場を設営して、うちらの班の仕事は終わり。
参加側の書店はこれから本の並べ。ていうか搬入も終わって
いない。何時になるんだろうか。
長い一日だった。
久々の休み。昼近くまで寝た。
ようやく喜多村拓著『古本迷宮』を読み終える。
なんか売る側も買う側も嫌な気分になるような
感じの本だ。古本の世界の「楽しさ」がない。
フィクションだろうと愚痴は読んでもつまらないっす。
『未来』原稿、最後の5行を書く。完成。
テレビとか見ながら書いたので遅くなった。
夕方、西荻窪へ。以前、南陀楼さんたちと訪れた
時に忘れてきた「セドリ本」を興居島屋さんに取りに
行く。取りに来るのが遅くなってしまった。お店にいた
ご主人に謝る。
ポスターとか貼ってもらった音羽館まで御礼に行こう
としたが、雨がパラつく。今日は断念。
馬場に戻るとサンバパレードの真っ最中。
子どもたちの踊りの時はさめた空気なのに、
お姉さま達が登場すると沿道のおじさまたちも
大興奮。加藤茶のコスプレみたいなおじさんが
「ビバ!サンバ!イェー」とか叫んでいる。最高。
明治通りで折り返して帰りは普通に歩いてくるので
魔女とか、ネバーエンディングストーリーに出てきそう
な人たちと帰りすれ違う。変な気分。
友人と夕食をした後、店へ。さきほど取ってきた本と、
先日買ってきた「宮本常一著作集」のバラを値つけ。
『未来』原稿を送信して今日は終わり。
明日の仕事の前準備だけして帰る。
メルマガ「早稲田古本村通信」は明日、夕方配信
できそうだ。
台風が来てると言う。
こんな日にやってもしょうがない気もする。
とりあえず開店。意外や意外、午前中だけで
1万5千円くらい売れる。もしかして! と思うも
その後、まったくお客さんは入ってこない。
『未来』の原稿書き続き。あとちょっと。
だんだん雨が強くなる。2時過ぎ、食事のために
交代にきた母親に「適当に様子みて閉めて」と
言って家で書くことにする。今日はそれで終わり。
夜、女子アマレスワールドカップ観戦。昔から
アマレスは好きなのだ。でも、よくゴールデンで放送
するよな。でも、いい試合が多かった。
人の体をコントロールするというのは、難しいのだ。
DVDを借りに大久保ツタヤへ。上のツタヤはやばそうな
人たちがいっぱい。ジャングルっぽい。
下のブックオフは、のどかな雰囲気だ。牧場みたい。
やっぱ本の世界がいいや。
朝、店に行くのは久しぶり。
まずは、会場に持っていっていた目録掲載品を
拭いたり、値下げしたりして店の棚にさす。20冊
ぐらい。
平野書店さん来店。古本祭の売り上げを配って
いるのだ。明細と、現金をもらう。青空古本祭は事前
貸し出し金があって、売り上げからお金を返すのだが、
今年は親父が楽して50万円も借りていたのであんま
りもらえないかなぁと思っていた。経費を考えると65万
円売ってようやくスタートという感じ。経費ひかれるしね。
毎年思うのだが、もう少し我慢してほしい。
でもウン十万円もらえた。ラッキー。
受け取りのサインをして終了。平野さん、疲れ気味。
がんばってください。ご苦労様。
渥美さんが昨日の市場の落札品を取ってきてくれる。
すごい量が落ちている。置けないよ!
いやな予感がしたので、買い上げ明細を見ると、金額
がさっきもらったお金とほぼ同じ。右から左かよ!
目録用の本が多いかな。そろそろ作らねば。
雨が降ってきた。ひまだね、店は。
「未来」原稿書き始める。いつもは取材中に文頭、文末
ができあがっているので、つなげるだけなのだが今回は
文頭が思いつかない。ダラダラと書く。
出だしだけ書き終わるともう閉店時間近く。
フロッピーに落としてあとは家で書くことに。
親父が値つけした歴史関係の本50冊を棚いれして
閉店にする。
気の入らない一日だった。ダメだなぁ。
会期は終わったが、まだ青空は終わっていない。
朝9時、都電「早稲田」近くの「ふれあい広場」へ。
区民用の施設で、今回初使用になる。こじんまり
とした和室を借りた。何をするかといえば計算作業。
自分以外の店舗の値札(レジでちぎっているアレ)を
金額ごとにわけ、その枚数を数えるのだ。検算しやすい
よう10枚づつをホチキスで止めていく。
完成したらパソコンの入力係へ。枚数を入力していくと
合計金額が出る。出たら、今度は枚数の再チェック。
さっきとは違う人間が行う。この検算が終われば確定。
売り上げ値札と、売り上げ一覧表が渡される。
売り上げにみな一喜一憂。トップの書店はすごい売り上げ
だ。売れましたですな。古書現世もおかげさまでなかなか
よい売り上げ。上から4番目。
雨のイメージが強いせいか、みな随分売り上げに期待して
いなかったようす。でも、会場売り上げは去年と同じなんだ
からそんなに心配しなくていいっていったのに・・・。
「赤字だ!」とか言っていた人間に限って結構売っていたり
する。あんたら・・・。
昼食をはさみ、穴八幡宮へ。会場はイベント設営会社が
テントをまさにたたみ終わろうといったところ。石垣に取り付けた
看板はずし、商店街につけたペナント、提灯はずしなどを
手分けして。全部終わると備品を車に積んで五十嵐さんの
倉庫へ。下ろして終わりになる。
「お疲れ様ー」の声とともに拍手がおきて全て終了。
穴八幡宮にも静寂が戻ってきていた。いろいろな場面を
思い出す。
アキヒロ、岡島、飯島さんと喫茶店へ。来年への課題を
いろいろと話す。気づくともう4時。店に戻ろう。
店へ戻り、お世話になった方々へメールなどで御礼を。
その後、メルマガ「早稲田古本村通信」の青空最終版
を製作。配信予約をして今日は終わりにする。
明日から『未来』原稿書き、新宿展(25〜27日)の準備、
自家目録の準備など、まだまだやることあるなぁ。
朝、陽射しで目が覚める。
おお、懐かしい太陽さまではないですか。
そうとなれば早めに会場へ。8時に到着。
テント外の棚は以前書いたように、いいのだけ
抜いてしまってスカスカになっている。まずはテント内
の棚より大判などを外の棚に戻す。今日は雨で
追加できなかった本を追加。100冊ほど。
まだまだ用意はあるのだが、今日は最終日。
帰りの運送屋さんに迷惑がかからないようあまり
量は増やせないのだ。我慢どころ。
開場になるとやはり晴れのせいかお客さんも多い。
「本日最終日」の張り紙を貼ろうと、階段下の文庫
コーナーへ降りると南陀楼さんにそっくりの人がいる。
ていうか、本人じゃないか。雨で売り上げを心配して
の再来場との事。本当にありがたいなぁ。うれしい。
とりあえず、公的な仕事はほとんど終わっている。
帳場に入らなければいけない時間だったのだが、南
陀楼さんとお茶に行くことに。帳場にも「ちょっとサボって
くる」と正直に告げて近くの喫茶店へ。
南陀楼さんがトイレへ行っているときに注文品登場。
自分がエプロンをしているので古本屋とわかるので、
お兄さんが「晴れてよかったですね、あとで行きます」
と言ってくれる。食事に行ったりしてもそうなのだが、街
の人がみんな気にしてくれている。本、というか街という
キーワードで仕事ができるのはとても幸せなことだ。
来年からは、特色ある地域産業として、新宿区議会の
協力も得られるという話も。
南陀楼さんのここ数日の楽しい話を聞いて別れる。
昼過ぎ、なかなか混んでいる。今日、150万円売れば
昨年と同じ売り上げとなるというから気になる。まぁ、難しい
目標ではないが、こればかりはどうにも。
しかし雨の日は「中止」に等しい売り上げだったのだから、
いかに初日と2日目に売れたかということだ。確かに久々の
感覚だった。棚の右を直す、左を直す、外の棚を直す、
そうすると棚の右がもうガタガタになっているという繰り返し。
それが1日ずっと続く。約10年ぶりの感覚だ。最近本屋を
継いだ若手にはいい経験になったことだろうと思う。
ポプラ社の矢内さん来場。「ポプラビーチ」の担当編集の方。
宣伝面では大変お世話になった。ありがとうございます。
現在3冊の企画をかかえ大忙しという。そのうちの2冊は
今話題の外人さんの本。2冊を連続刊行とか。楽しみ。
4時前に未来社の編集部小柳さんが来場。持ち込みの
日、「未来」最新号を届けに来てくれて以来。本を買う為
に無理やり、休み時間に後楽園そばの未来社から駆け
つけてくれたそう。ホントうれしい。お二人に感謝。
4時、文庫コーナー撤収開始。交代で、片付け。作業は
親父にまかせて、虹書店さんと文庫コーナーの売り上げ
計算。20分ほどで終了。文庫は、上の会場に運ぶのが
大変なので、下から車に積んでそのまま店に届けるのだ。
苦戦しているので、手伝うことにする。
石垣の上からどんどん下ろす。2台の車に積み込んで終了。
あぁ、肩が痛い。
本会場へ戻る。終了まであと20分。まだ結構お客さんが