■古本合宿一日目
東京駅にて南陀楼綾繁さん、立石書店のイチローくんと待ち合わせ。
新幹線で岡山へ。出雲の南陀楼さんの実家に本の買いいれに行く
という話が、「ついでだから岡山の万歩書店見ていこう」という話になった
のだ。車中、うるさいガキ、いやお子様と親が斜め前に。ペットボトル投げ
たり、とんでもないガキ、いやお子様だ。
俺のとんでもない地理感覚(広島は岡山より手前など)を二人にボロクソ
に言われる。
昼過ぎに岡山着。駅前のレンタカーへ。入ると、「えっ、オカマさま? カマ?
カマオさん? 鈴木カマオさん? えっ、ミツオさん?」と電話で話しているとん
でもないオヤジが事務仕事中。ものすごいテキトーな応対だった。
で、いきなり「シンフォニー」というところの古本市へ。いきなりかよ!
ふきっさらしの場所でおこなわれていた。帳場の古本屋さんたちも「いかにも」
といった風貌で、期待が高まる。見始めると、結構いい値段がついている。
高いってわけでもなく、「お店で売る値段」といった感じ。でも、面白いです、
ここ。4冊買った。2000円、だったかな? テキ屋関係の笑える本を買った。
近くの食堂で昼食。みんなでカツ丼(デミグラスソースがかかっている)。
なんか、ラーメンがうまそう! やきめしも! 隣の芝生がよく見えて仕方
がない。地元の人はやきめしにラーメンとかセットメニューじゃないのに
二品づつたのんでいる。1500円近いんだけど・・・。でもうまそうっす。
いくつか古本屋をまわる。が、他では収穫なし。万歩書店に行こうと車に
乗り込むと雨(その後、古本屋につくと晴れ、車にのると雨が続いた。
セドリ神のおかげか)。地図がわかりづらく迷っていると、「ブックスフロンティア」
という本屋を発見。入ることに。「フロンティア」というか、本がめちゃくちゃに
置いてある! でも逆に期待が高まる。次々に見つかるよ、いい本が。
南陀楼さんは、会計時に軽くトラブル。俺たちは大丈夫だった。それにしても
どうやったら、あんなゴチャゴチャになるんだろう・・・。何回も崩してしまった。
いよいよ万歩書店へ。まずは奥田店へ。普通といった感じ。ビックリしたのが、
ある本の値段を見たら、うちの親父の字で¥1000の文字が。間違いない。
売値が同じなので、そのまま生かしたらしい。うちの目録では岡山在住の
御客さんも結構いるので、あるのもわかるが。ビックリした。3冊だけ買う。
いよいよ本店へ。駐車場に入るところで、南陀楼さんフライングでシートベルト
を解除。警告音が。我慢できずにご飯を食べてしまう犬じゃないんだから・・・。
ステキだ!
さっそく中へ。微妙に薄暗い。あちこちで伝説の書店のように語られている本屋
だ。いやぁ、広いなぁ。古本の匂いがする。さっそく棚を拝見させていただく。
が、棚を見てすぐわかるが、高い! しかもあきらかに何年も棚直ししていな
い雰囲気が。まぁ、こんな量を手がけるのは大変だけども・・・。買うなら文庫、
新書などか。あまり古本市をガッツリまわらない人、ライトな古本好きなら
かなり興奮するのではないかと思うが。近くにあったらいいけど、わざわざ行く
ほどじゃないなぁ。中央線沿線の「ブックセンターいとう」のほうが、わくわく感
ありますよ。とかいって、5000円ぐらい買ってるんだけども・・・。
でも、一見の価値ありますよ!
その後行った店は収穫なし。ドサッと積んである古本見るのは楽しいけど。
いよいよ出雲へ向かう。だんだん雪がすごくなる。
レンタカー屋のオヤジ、「大丈夫、大丈夫」とかいいかげんな事言いやがって!
南陀楼さんと「死んだら林哲夫さん、追悼号作ってくれるだろうか」などと話す。
雪が、真正面から光を浴びてむかってくる。「2001年宇宙の旅」みたい。
だんだん雪が無くなり、いよいよ出雲入り。10時半に到着。南陀楼さんは
お父さん似なのね。おいしいお蕎麦をいただいて休むことに。
疲れたよ。ていうかイチローくんが一番大変だよね。ご苦労様でした。