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古書現世店番日記 3月18日(金) 向井透史 k-gensei@nifty.com

午前中はずっと値つけ。
明治維新周辺の近代史。これも古い本が多く、
補修しながらなので時間がかかる。30冊ほどつけて
棚に入れる。動きの無い棚の本を抜いて値下げ。これは
次回の新宿展用にまわす。

あっというまに2時。食事に自宅へ。ちょっと自宅の物置
整理をして4時前に戻る。今日も本が届いていた。でも
日垣さんじゃなかった(当たり前)。ポプラ社より『私にとって
オウムとは何だったのか』。矢内さんの編集した本だ。書いた
のは早川紀代秀。オウムの建設大臣をやっていた人物。
見た目もオウムっぽくない「わかって」そうな人だよね。坂本
弁護士殺害などで一審、二審とも死刑判決。現在上告
中とのこと。その早川氏が自分とオウムをふりかえる手記。
ある意味オウムの中で「発言」を聞きたい本命ではないだろうか。
宗教学者の川村邦光氏の検証、解説を付す。詳細はココで。

自分にとってオウムは身近な存在だった。あの麻原が真理党
として選挙に出た時、自分は高校生。通っていた学校が麻原
の選挙区であった(自宅の選挙区は奥さんだった。オウムは都内
全選挙区に候補者をたてたはず)。その頃から自分は「変な人」
に興味があり、選挙の泡沫候補が好きだった。赤尾敏にも会いに
行ったし、東郷健の政見放送はダビングするほど。なので麻原にも
興味を持った。そしてコンサートに潜入したのである。麻原は目の前、
2メートル先に座り、演説をしていた。すでに「権力に狙われており
防弾チョッキを着ている」とか話していた。終わってあわてて逃げてき
たけど(入り口で住所氏名を書かされる。もちろん偽名で入った)。
「ショーコー、ショーコー」の歌のテープを宣伝カーの信者にもらった
こともある(その後紛失)。

その後、新宿駅の青酸ガス事件(忘れもしない5月5日だ)の時も
まさにその現場すぐそばにいたのだ。別に、宗教的とか社会的な興味
はないのだけど、なんとなく自分の歴史の1ページにあるもの。
オウム関係書には目を通しているので、うれしい。じっくり読みたい。

午後は原稿書きしようと思っていたのだけど、この本見てたらもう5時。
店をあがる。で、神保町へ。書肆アクセスへ。預かっていた「ちょうちょ
ぼっこ」のマッチ50個を納品に。遅くなってしまった(福島さん、ごめん)。
畠中さんとしばし談笑。
三省堂へ。人文書コーナーで佐伯さんに会う。新婚旅行帰りで日焼け
していた。忙しそうなので、少し話して出る。

両国国技館へ。相撲取りに転向する・・・わけじゃないからね。
プロレスのイベント「ハッスル 8」へ。友人に誘われた、のにそいつ
がドタキャン。チケットは使っていいというので、紀伊国屋の大井さん
につきあってもらう。今までじゃ考えられない演出が(試合中に雪が
降ったりするの)。9時半ごろ終了。大井さんも楽しんでた。
近くの飲み屋で飲む。12時近くになって帰る。飯田橋から東西線
に乗る。終電でした。

ライス国務長官をKONISHIKIが抱擁しているを見る。政府からの
刺客(抱きついたまま圧力で・・・)なのかと思ってビックリした。

2005年03月19日

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