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古書現世店番日記 3月17日(木) 向井透史 k-gensei@nifty.com

雨。やだねぇ。寂しく歩いて店へ。あっ、靴に雨がにじむ。
貧乏くさっ。

立石書店のイチロー君から来週の「南陀楼綾繁実家古本
買い入れツアー」の打ち合わせ。出雲まで。なのに岡山経由
なの。古本買いがてらなの。で、帰り京都に(イチロー君と二人
で)寄り、スムースの人たちと会いたい。なので、林さんたちの
予定を聞かねば! と林さんに電話。女の人が出た。まっ、まさか!
ナベツマ様ではないですか! ちょっと感動。で、林さんに日程を
つげる。大丈夫そうとのこと。

午前中は、本の値段つけ。戦前本が多いので、補修しながら。
ボンドでペタペタやったりする。意外に好き。
そんなことやってたら、あっというまに2時すぎ。家で昼食。

パッと食べて早稲田駅方面へ。地下鉄早稲田駅前のブックオフ
がリニューアルオープン。神楽坂方面の出口出てすぐにある。
ものすごく小さな店舗だが、結構いい本がある店だった。が、2軒先
のビルを新館として今日オープンさせたのだ。以前の店舗はCDと
DVD。新館は2階建てで、一階が文庫・単行本、二階がコミック。
昨日、知り合いに会いに行った時に前を通り気づいた。
中型店舗だ。まずは文庫・新書のコーナーへ。殿山泰司の『日本女
地図』が(カッパブックスの)。105円。その他にも拾う。25冊も買って
おいてなんだが、普通のブックオフだった。焦土作戦、不発というところ
だろうか(充分だろうよ)。

そのまま店へ。ちょうど郵便配達が来ていて、郵便物を受け取る。
筑摩書房の冊子小包が。誰?知り合いが本出したっけか? と
裏を見ると名前が・・・。開けると、ちくま新書の日垣隆著『売文生活』
が。表紙をめくると、謹呈栞が挟まっており、そこにはこう書いてあった。

「向井様 ブックオフで見つかりませんでしたら 日垣隆」

ガーン! ご本人からじゃないですか。ビックリするどこじゃないよ・・・。
自分は3月12日の日記にこう書いたのを思い出す。

「日垣隆『売文生活』は様子見。この間『世間のウソ』を
ブックオフで見つけたので二匹目を狙うつもりだ(週単位で
増刷して儲かってるらしいからいいよな)」

もっ、申し訳ない・・・。「神様に弄ばれる人間」のような感じだ。
日垣さんの本は以前から読んでいるので、単純にうれしい。
『WiLL』も届いた瞬間見るのは「どっからでもかかって来い! 
売文生活日記」だし(花田さんが創刊前に「イチオシ!」と
言っていたのがこの連載だった)。
それにしても、こういうユーモアセンスをみにつけたいものだ。
本当にありがとうございました。そしてスミマセン(もうケチるな
よ、向井)。ちなみにこの『売文生活』も3日間で増刷が決まった
とか。凄すぎ。

その後も値つけなど。歴史書とかお堅い本なので、ついつい
安くなる。ていうかホントは棚入れしたくないのだが、親父が
好きだからしゃーない。で、売れないわけじゃないし。

さぁ、帰ろっと。
あっ、岡崎さんの日記、また更新だよー。

2005年03月17日

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