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古書現世店番日記 1月22日(土) 向井透史 k-gensei@nifty.com

昨日の南陀楼日記、なんだ早稲田裁判って! 死刑かよ!
俺の前にすでに棚をガタガタにした奴がいるっちゅうねんブツブツ。
いざとなったら、塩山裁判長の前で大川周明ばりに南陀楼氏の
頭をひっぱたくしかないのかも。正常じゃありません、みたいに。
日記タイトルの「わりとラブリー」っての笑った。「わりと」って・・・。

朝、立石書店のイチロー君が来店。『酒とつまみ』最新号20冊
を取りにきたのだ。うち経由で扱っているので。これから来月の
サンシャインの大古本市の準備でサンシャインへ行くという。

その後、ハマビンこと濱田研吾くん(『徳川夢声と出会った』著者)
が来店。新しいミニコミができたとかで、納品に。濱田君のミニコミ
は、あまり芸能に興味が無い俺が読んでも面白い。
本は『脇役本』。ハマビンは俳優でもつい脇役に目がいくお方。
その愛すべき脇役たちが書いた本を通して脇役たちの人物像を
見せていく。滝沢修、薄田研二、小沢栄太郎、内田良平など
約70人が登場。宮口精二のミニコミ『俳優館』の総目次付き。
巻末の対談が凄すぎ。相手は『四季の味』という雑誌の編集者
の藤田晋也さん。藤田さんも濱田くんも南陀楼氏主催の
「BOOKMANの会」のメンバーなんだけど、二人とも自分と
同年代だが、いつも新国劇がああだこうだとか、他の人間について
いけないほどのネタに終始。これは楽しい対談になってるけど(笑)。
収録が昨年のクリスマスの夜というところがステキだ。裏表紙が
「初代文句いうの助」こと伊藤雄之助なのもグッド。
これがなんと500円。安すぎ。限定100部だかんね。
棚に入れたらすぐ2冊売れたよ。追加頼もーっと。書肆アクセスでも
売るそうです。(その後、すぐに売り切れた模様・・・追加を待つべし)
パラパラ読んでたら昼食の時間になってしまった・・・。

昼食後、店に戻ると『古本屋の女房』の田中栞さんより本が届いて
いた。『古本えぞの細道 古川實著作集』(北の文庫 刊)である。
札幌の古書店「えぞ文庫」主人の古川氏の生前書いたものを
富山大学付属図書館の藤島隆氏が編集。古本屋雑感から
創作まで。ちょっと林哲夫さん以上に詳しく書けそうもないので、
詳細は林さんの日記を見てください(笑)。
自分も亡くなった古本屋さんの整理の手伝いを何回もしたことが
ある。本にとって「死」というものは離散というイメージがある。だから
本にかかわった人の書いたものが死後一冊の本として集まってい
るのを見ると、知人ではないがとても嬉しく感じる。

その後、本の値つけなど。親父の値段つけた本をもう一度値段
をつけなおす。もう、やらんでいい、言っているが働いてしまうのだ。
昨年、出久根達郎さんとお酒をご一緒した時に出久根さんに
「もうね、今は親父の逆行けば間違いないから!」と言われて
「なにを〜」とプンプンしている親父は面白かったから問題なしなの
だが。

『BOOKISH』の若大将、前田君からメール。いろいろともがいている。
前田君、なんか「昭和の青春」を生きている感じの若者だ。実は
ちょっとうらやましい感じもする。ガンバレ、チン君!

閉店間際、店用の本を棚にいれて終了。先週、土曜日が雨
だったので売上げがイマイチだった。その分、今日はお客さんも
多かったし、売上げも二重丸。いい感じで今週終わった。
明日は日記お休みでーす。

2005年01月22日

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