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古書現世店番日記 12月31日(金) 向井透史 k-gensei@nifty.com

2004年最後の日です。
店へ行く途中、ポプラ印刷の社長、後藤さんに会う。
早稲田の目録(うちのも)でお世話になっている。少し
立ち話。

店を開けていると杉J映画出演のNさん来店。昨日で自分
の出番撮りは終わったそう。蘇峰の本を買っていただく。撮影中の
楽しい話をいくつか。

立石書店のイチロー君が来店。ちょっと足りなかった文庫を譲って
くれたのだ。助かるなぁ。少し立ち話。1月の松屋浅草の古本まつり
の話。ある知り合い(本も出している若者)から注文があったという。
イチロー君は普段「岡島君」と呼ばれているが、お店は「立石書店」。
「岡島書店」は親父さんだ。その親父さんの方にイチロー君宛の注文
が届いたときの親父の反応が面白いという。今回はマンガ付きの注文
だったとか。「なんじゃ、こりゃ」という親父さんが目に浮かぶ。
ハルミンさんなんか以前、冗談で「浅生・ハルミン・ジェンキンス」とか
書いて送っちゃって、親父さん「いるんだなぁ、ジェンキンスさんなんて」
とマジボケしたという(本当のことを聞いて激怒(笑))。

うへぇ〜、すげぇ雪。討ち入りしたくなってしまいます(誰を?)。
イチロー君が持ってきてくれた文庫を2箱分値つけ。仕事終り。
本当はまだ本つけなきゃいけないのだが(親父は正月の用意で
全然店来ない・・・)。あとは正月明けにでも。

パソコンを開けて、メール返信など。サイトも少しチェック。
岡崎さんに絶縁された「ハーフノート」が言い訳書いてる。まぁ、
誤解もあるらしいが。でも、一お客の視点で正直に書いてる、
ったって、この人のは「何かを生む批判」じゃなくて「何も生まない
悪口」だからね。しかも狭い視野の。自分の正義になんの疑問
も持たない姿勢が問題でしょうよ。でも「商売」の多様性ってのが
まだわかってないから、ああいう感想が出ちゃうんだよ。
岡崎さんの本を全部読み直すべし。でも、いいや、もう二度と
この本屋の名前は出しません。ジュリーの心境。勝手にしやがれ。

大掃除の残り。シャッターを拭いたり、屋根を拭いたり。冷たいなぁ。
で、この日記書いて終り。

今年、一番思い出に残ったのはなにかなぁ、と考える。やっぱり2月
に三省堂本店4階でやったイベント「岡崎武志 古書遊覧」だなぁ。
新刊書店で古本売ったやつね。三省堂の秋山さん、佐伯さんの
異常ながんばりを間近で見られて勉強になりました。岡崎さんの
古本の売り方も勉強になったし、山本善行さんも来たトークショー
も楽しかった。また、違う形でもいいから、どこかでやりたいなぁ。

本は海月書林の市川慎子さんの『海月書林の古本案内』(ピエ
ブックス)が良かった。むずかしいじゃないですか、ビジュアル本って。
それをじっくり読ませる本にした市川さん、さすがでした。自分で
編集したことが、いい本につながったようです。

というわけで終りです。ちょっと、書ききれないぐらいの人にお世話
になりました。また、お店や古本市に来てくださった皆様に感謝いたし
ます。来年もまたお願いいたします。

年賀状、これから書きます・・・。正月は遊び半分、原稿書き半分で。
それでは皆様よいお年を。日記は4日から再開しまーす。

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2004年12月31日

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