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俳優・演劇・早稲田【第5回】

―第5回目 〜新春舞台開催!!〜 ― 久保木 秀直

◆お知らせ
来年愛知で開催される、「愛・地球博」という国際万博(←日本ではつくば万博以来)のガスパビリオンで行われる「炎のマジックシアター」という舞台に主役で出演決定!!なんと津川雅彦さん、劇団新感線古田新太さんと共演!!


※下記は、2003年1月4日に書かれ記事です。

 〜早稲田大学演劇倶楽部出身・久保木秀直です〜 皆様、ご無沙汰しております。僕は現在、ウッディシアター中目黒にて1月7日〜13日に行われる舞台「ピンポンダッシュ」の稽古の真っ只中であり、毎日毎回が、刺激的で楽しく、 苦しくもある日々を送っています。
 僕が、今回出演する”大人の麦茶”という集団は、もともと早稲田大学出身の人達が中心となって創られた演劇団体で、在学中は、作・演出を担当する塩田泰造氏が、「浪人街」という映画サークル、役者の、池田稔氏、北原幸久氏と僕(久保木)は、「早稲田大学演劇倶楽部」という演劇サークルで、学生生活を過ごしていたという経緯を持ってます。

  今回、公演する「ピンポンダッシュ」と いう作品は、4年前(98年)に行なわれた作品であり、初演時では、今まで映像という分野にいた1人の演出家(塩田氏)が、本格的に演劇というライブに惹き込まれ、期せずして、出身を“早稲田大学演劇倶楽部”にもつ全く世代の違う3人の役者 (池田氏、北原氏、久保木)が、その後今まで、塩田氏と共に演劇活動をする事になったきっかけとなった芝居です。
  再演となる今回は、“大人の麦茶初のWキャスト公演”というものに挑戦し、初演時に参加していたメンバーは、 『前回とほぼ一緒の台詞に対して、初演とは違う役柄(キャラクター)で演じる』という事に挑戦しています。 更に、我が先輩、池田氏と北原氏に至っては、Wの芝居でお互いの役を交換して演じるという離れ技にもチャレンジ中です。
 
  初演時に参加 している僕にとっては現在、“4年前に演じた同じ役”というものと必死に格闘して いる最中である、と同時に、『4年前に1つの役に付いた自分の中でのイメージというものはこんなにも強いものなのか』と、演じる前まで、4年前の事などどのくらい覚えているか不安だった自分自身に対しての驚きも感じている所です。
  具体的には、前回公演で、舞台上で作った1つの世界と、その中にいる1人物、 その人間と他の者(物)との関係性や、空気、世界感などが思った以上に身体の中に染み込んでいて、“違う感じ”で演ッテルつもりなのにいつのまにか 「前回のようにうやって落ちついている自分」がいる。
  感覚的にいえば、 「昔の親友に会うと、結構簡単に昔に戻れた気になった」り、「何年も前に別れた彼女と、偶然どっかで再会し話をすると、いきなりスゴクリアルに好きだった当初の事を思い出したりする」というような感じでしょうかねぇ。
 
  まぁ、とにかく舞台の稽古というものは楽しいものでもあるけれど、同時に僕には苦しいものでもあるのです。 でもなんだか、色んな事をクリアして、イイ舞台が出来た時には今までの苦しみなど一瞬にして消えちゃって、ただ、ただ、有頂天。喜びで一杯になっちゃう。今回の舞台「ピンポンダッシュ」は、『港、横浜、黄金町のアパートを舞台に、個性的な住人達と、天井裏にひっそりと暮らすヒキコモリ男が繰り広げるバカバカしくも切ないコメディー作品』です。
 
  最高にいい芝居にしたいと思います。同じ脚本でも演出と役者でココまで違う!ライブならではの贅沢です。もし都合がついて観にいらっしゃれるかたは是非、劇場まで いらして下さい。お待ちしております。


☆著者プロフィール---------------------------------------------------
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久保木 秀直(くぼき ひでなお)
S.52年 茨城県生まれ、千葉県育ち。早大在学中、早稲田大学演劇倶楽部に所属。演劇を始める。innerchild,INSTANTwife,ロニーロケットなどの公演に参加。
98年、CMディレクターでもある演出家、塩田泰造のユニット“JALOPY”に初参加。以後現在に至るまで、ほとんどの塩田作品に出演。2000年より、歌と踊りと芝居の融合をコンセプトにしたバンド、霞町楽団の立ち上げに参加。霞町楽団のボーカル 兼演出・構成・振り付けなどを担当。バンドでの名前は「まろ」。ここ数年の目標は、「日本一の芝居を打つこと!」その為毎年正月には、初詣に行って、お祈りするのが習慣。 現在はフリーで活動中。
★所属劇団『大人の麦茶』ホームページ
http://www.otomugi.com/
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2004年09月18日

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