MENU

最近のコラム
過去のコラム(月別)

早稲田松竹復活プロジェクト【第4回目】

duce02.gif

【第4回目】

ゴールデンウィーク明け。

親会社「松竹映画劇場株式会社」に早速電話してみる。

「すいません、早稲田大学の学生なのですが、早稲田松竹の件でお聞きしたいことがあるのですが」
「はい。何でしょう?」
「あのー休館中ということですが、復活の予定などはないのでしょうか?」
「ええ、再開に向けて努力はしておりますが、現段階ではなんとも申し上げようがございませんが・・・」

「そうですか、いや、ぼくは一介の学生でもあるのですけど、都市計画を勉強もしておりまして・・・」


ここでこまったのは、自分のポジションなのです。

一介のファンとして話を聞くのか?
ビジネスとして、話をきくのか?
NPO団体として、話を切り出すのか?
研究のためといって話をきりだすのか?

警戒されたら話にならないので、「早稲田大学で、映画好きの学生。ちなみに専攻は都市計画」という立ち位置で話し出しました。


「みなさまの暖かいお声を多数お預かりいたしておりまして、社内でも、再開をめざしておりますので、もうしばらく、 お時間をいただけないでしょうか?」
「・・・そうですか・・・。5分でも、10分でも、お会いして、お話しすることというのはできませんかね?」
「お気持ちだけお預かりさせていただいて、申し訳ありませんが・・・」
「経営不振ということで、休館なされたようですけども、HPをつくって宣伝するとか、会員システムをつくるとか、チラシを他の劇場に置くとか、たくさんお客さんを呼ぶ手法って言うのは考えられるんじゃないですかね?」
「そうですね、お気持ちは十分をお預かりさせていただきましたので、そのように、上のものにも申しておきますので・・・」
「再開が決定するまで、一定期間でも、映画館をほかの団体に貸すというようなことはありませんかね?」
「ええ、まだ、社内でけんとうちゅうですので、なんとも申し上げられませんので・・・」
「・・・そうですか・・・。では、また、後ほどお電話をします」

30分ぐらい粘ったのですが、話に展開がみられず。ともかく、5月いっぱいは時間が欲しい、ということで、待つ しかないようでした。

松竹は大会社なので、やはり一介の学生身分では話を聞いてもらえないのか?

買うのも、借りるのも無理!!!当然か。
では、署名を集めて、必要性を訴えかけるか。
さらに、新しい経営システムの提案書をつくってみよう。

というわけで
1.復活希望の署名によって、松竹を動かす
2.新しい経営システム、宣伝手法、営業計画の提案書を作成する

1.は早稲田のゆかりの人や卒業生、映画ファンなどの声をあつめれば、大きな数になるんじゃないか。また、名画座と
いう、映画館そのものにスポットを当てて、全国に散らばるこうした映画館を応援し、名作、旧作などの映画にたくさんの人に触れてもらうきっかけになるかもしれない。
2.はそもそも、全国の中小映画館がかかえている問題なので、それを解決する手があればいいわけだ、これはたくさん考えられる。」

うーん、考えること多いなー。

(2002.6.4.)

☆著者プロフィール---------------------------------------------------------

沼田真一
1978.8.6生まれ。現在、早稲田大学社会科学部4年都市計画のゼミに所属。
幼年期を茨城県水戸市で過ごし、少年期は群馬県館林市、小学六年生より現在まで埼玉県川越市に住んでいる。天真爛漫な高校生活では吹奏楽部に所属し、男子校吹奏楽部の部員として、特異な生活と仲間を手に入れた。さまざまな伝説と逸話をともにした高校生活にピリオドを打つと、一部のできのいい友人を除いて、多くの仲間とともに予備校生活に入る。現役時代の失恋の痛みを勉強の励みに換えて、二年後に早稲田大学社会科学部に合格。めでたく入学した。「不可能を可能にする男」(自称)として、その努力と強運で友人たちに広く恐れられることになる。たくさんの出会いと別れを繰り返しながら、人生をより広く豊かにしつづけながら現在に至る。
現在『duce』の代表として、映画のすばらしさを多くの人に知ってもらうための方法、仕組みを検討中。
早稲田松竹復活プロジェクトHP
------------------------------------------------------------------------

2004年09月13日

トラックバック: