
5月25日(土)
土曜日は売れるんですよ。ていうか土曜日しか売れないんですよ(悲)
「あの上にあるやつ、中見たいんだけど・・・」38000円の揃いものですよ。
「どうぞどうぞ」と棚の上から下ろして見てもらう。ドキドキですよ。なんか不自然に机の上を整理しだしたりしてしまう(小心者)。
「ごめんなさいね、いいですわ」 売れなかった・・・。
別になにも損はしてないのだが。タメ息がでる。
5月24日(金)
BIGBOX、青空古本掘り出し市と長い旅をしてきた本たちの整理。 ある本は百円均一のコーナーへ。ある本は値引き本コーナーへ。ある本は値段を下げてまた旅仕度といろいろ。上記コーナー結構入れましたのでご来店お待ちしております。
この仕事をしていると必ずあるのが「混ざり本」。ようするに他のお店の本である。 中には一緒 に催事をしたことのないお店の本も。ようは他地区で催事をしてきた人の棚に混ざっていたのが 今度はうちの棚に混ざったというわけ。お客さん、やっぱり買うのやめという場合近 くの空いてる棚に入れますもんね。しようがないですよね、元の棚探すの面倒ですもん(笑)。
こんな本を見るたびに「大変だなあ、お前さんも」と思う。
清川虹子さんが亡くなった。「復讐するは我にあり」の役、好きだったなあ。「緋牡丹博徒」の女親分役も。合掌。・・・。
5月23日(木)
今日から5日間、店の目の前でガス工事。うるさい。くさい。昨日市場で買った荷物を車から降ろすのも面倒だ。車両通行止めなんですもん。遠くに止めて台車で運ぶ。
売上も期待できないよなあ。ああ、オイルのにおいが・・・。思わずシャッターを下ろしたくなる。
長い2週間にわたる即売会を終えて、ようやく通常の店番に戻るかと思えばこれかあ。
ちょっと愚痴りたくもなる。
5月22日(水)
今日は神田の市場で仕事の日。
終わって店に戻って売上チェック。惨敗じゃないか。昨日の良い売上と足して2で割 ると丁度いつもの2日分。うまくできてるなあ。それでいて市場では、その倍の金額買ってるんだもんなあ。
儲からないわけだ。
5月21日(火)
先日、お店でお買い上げいただいた本を納入しに大学へ。
届け先の学部の建物に入ると、前を歩く二人の学生さんの会話が耳に入る。「古本屋のイベント終わったんだな、迷ってた本あったのに」「いいじゃん、道も広くなったし。結構邪魔じゃなかった?」思わず歩く速度が遅くなった。
5月20日(月)
今日は夕方6時から「青空古本掘り出し市」の計算。
ここで伝票(本の後ろいついてる値札)を各々計算して売上を出すのです。まず伝票を積み上げて。枚数が多くて高いに越したことはないですね。
これを値段ごとに分けていくわけです(100円、1000円という具合に)。分けてみると「なんだあんた枚数あるけど100円の文庫ばっかりじゃん」なんてことも。そうです、枚数が多けりゃいいって訳でもないんです。
各金額の枚数をパソコンに入れて合計を出す。各書店の売上が出始めると
「おかしい!もっと売れてるはずだ!」「そんな機械を信用するのか!」毎度のことである。
5月19日(日)
いよいよ「青空古本掘り出し市」最終日。
今日は商店街の屋台やら留学生の屋台やら物産展(福島の金山町・新潟の松代町・三重の熊野市)など食べ物がたくさん。お祭りムードですよ。早稲田の本屋さん大好きですからねこういうの。みんな店番の当番無視しておつまみ貰いに行っちゃうし。周りのベンチを見ると古本屋がアスパラかじってたり、きのこ汁食べてたりで大変。
すると安藤書店さんが「透史、久我ちゃん、こっちこい!」と呼んでいる。久我っていうのは新宿、]大久保に店がある「古書畸人堂」の店員である。行ってみると餅つきじゃないか。「若いの連れてきましたよ!」となぜか熊野市の人に拍手で迎えられた。まさか餅をつくとは思わなかった。つきだすと結構大変ですね。なれないから変なところに力が入っているのかも。なんか周りの人が誰も代わってくれないので、随分長くついた。終わると腕が痛い。握力もない。午後は本を包むのにも苦労するのであった。
夜、少し雨がパラついたものの順調に片付け終了。目録で御注文をいただきました方、ご来場いただきました皆様に心より御礼申し上げます。
☆著者プロフィール-------------------------------------
向井透史(むかい・とうし)
1972年新宿区早稲田生まれ。
古書店「古書現世」二代目。
早稲田青空古本祭記念目録「古本共和国」編集長。
※目録希望の方は⇒k-gensei@nifty.comまで
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